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AIで仕事はどう変わる?実際にAIに任せた仕事の記録と、人に残った作業

AIで仕事はどう変わる?実際にAIに任せた仕事の記録と、人に残った作業

AI が仕事をどう変えるかは、予想の話になりがちです。この記事では、このサイトで実際に AI に任せた仕事の記録から、「AI が片づけたこと」と「人に残った作業」を並べます。この記事は2023年に書いた記事を、2026年11月に書き直したものです。実験が増えたら、ここに書き足していきます。

任せた仕事の一覧

任せた仕事

使った AI

AI がしたこと

人に残った作業

資料の要約

Muse と Gemini Notebook

資料2件を200字程度にまとめた。数字や日付も資料のとおり

結果が資料と合っているかを確かめる

議事録

同上

項目名まで指定すると、会議名・日時・出席者・決定事項・タスクのそろった議事録になった

「正式な議事録を」と頼むだけでは要約文になった。書式を決めて頼み直す

タスクの整理

同上

担当者と期限つきの一覧にした

一覧が会議の決定と合っているかを確かめる

共有メールの文面

同上

件名・日時・決定事項・タスクまで入った文面を作った

送るかどうかを決めて、送る

企画書の骨組み

同上

目的・背景・商品概要・販売計画・リスクの5項目を、資料の数字のまま並べた

中身の判断(売れるかどうか)

会議の音声の文字起こし

同上

約40秒の音声を文字にした。表記のゆれはあったが、意味は正確だった

表記をそろえる

商品の動画の編集

Claude と Higgsfield(Katana)

手本の動画を読み、10秒の動画を作り、切り分けて白黒にし、文字と効果音を重ねた(約16分、70.37クレジット)

模様の配置が変わったカットや、反映されなかった指示(「90度回す」)を見つけて、直すかを決める。使ってよいクレジットの上限を先に伝える

Web ツールの操作

Muse

専用の連携が無い Gemini Notebook を、ブラウザ操作で使った

Google へのログイン。アップロードが2回止まったときの再試行の確認

(Muse と Gemini Notebook の実験は2026年11月4日〜5日、Katana の試用は2026年11月4日。資料は架空のものを使った)

議事録で分かった「頼み方」の差

最初に「会議メモをもとに、正式な議事録(日時・出席者・決定事項・議論の要点)を作成してください」と頼むと、内容は正しいのに、要約の文章が返ってきました。

Gemini Notebook に正式な議事録を頼んだ答え。議事録の本文ではなく、作成したという要約の文章だけが返っている
1回目の結果(Gemini Notebook で生成、2026年11月4日)

次のように、入れてほしい項目名を全部書いて頼み直すと、形のそろった議事録になりました。同じプロンプトで、もう一度作っても、項目と値はすべて同じでした。

会議メモの内容だけを使って、次の書式で議事録の全文を作成してください。要約文ではなく、各項目を見出しつきで、具体的な内容を箇条書きで全て書き出してください。【会議名】【日時】【出席者】【決定事項】【議論の要点】【次回までのタスク(担当者と期限)】【次回会議の予定】
Gemini Notebook が書式どおりに作った議事録。【会議名】【日時】【出席者】【決定事項】の見出しの下に、具体的な内容が箇条書きで並ぶ
2回目の結果(Gemini Notebook で生成、2026年11月5日)。画面に入る上の部分だけを写した

作業そのものは AI が片づけました。人に残ったのは、「どんな形がほしいか」を決めて言葉にすることでした。

くわしい流れは MuseにGemini Notebookを任せてみた記録:「秘書が爆誕」は本当だったか にまとめています。

AI の判断を、人が確かめ直した場面

Muse と Gemini Notebook の実験では、実験をした AI(Muse)自身が、元にした記事の主張を取り違えました。記事に書かれていない「会議中のリアルタイム文字起こし」を記事の主張として挙げ、「できない」と判定していたのです。元の記事を全文読み直して、判定を取り下げました。

作業を任せるときより、AI に「判断」を任せるときのほうが、人が確かめる意味は大きいと考えられます。

記録から分かったこと

  • 形が大事な仕事は、形まで指定すると任せられる。 議事録は、項目名を並べるだけで安定しました。
  • ログインとお金の判断は、人に残る。 Google へのログインは人が画面を引き継いで行いました。Katana は、使うクレジットを確認せずに生成を進めるので、上限は先に伝えておく必要がありました。
  • AI の判定は、元の資料で確かめる。 要約や判定は、元の主張を膨らませることがありました。
  • 待ち時間のある仕事は、放っておける。 音声解説の生成は約1時間かかりましたが、人がそばで待つ必要はありませんでした。

ここに書いたのは、このサイトで試した範囲の記録です。仕事全体が今後どう変わるかを予想するものではありません。

使った AI については、次の記事でまとめています。

参考にしたページ

  • このサイトの実験記事・試用の記録(上のリンク)。外部のページは参照していない。