この記事でわかること
- midjourney 著作権で注意すべき権利・安全性の論点
- 使ってよいケースと避けるべきケース
- 公開前に人間が確認すべきチェック項目
権利とリスクを考える前提
Midjourneyで作った画像を使うとき、多くの人が気になるのが著作権です。「AIが作った画像に著作権はあるのか」「自分のものとして使えるのか」「商用利用してよいのか」「既存作品に似ていたらどうなるのか」といった疑問は、画像生成AIを実務で使ううえで避けて通れません。
まず確認すべきなのは、Midjourneyの利用規約です。公式のTerms of Serviceでは、ユーザーが作成したアセットについて、適用法の範囲で所有すると説明されています。ただし、例外があります。年間総収入が100万米ドルを超える企業に属する場合は、ProまたはMegaプランでなければ会社としてアセットを所有できない旨が記載されています。また、他のユーザーが作成した画像をアップスケールした場合、その画像は元の作成者に属します。
ここで重要なのは、「Midjourneyの規約上の権利」と「各国の著作権法上どう扱われるか」は別問題だということです。Midjourneyの公式ヘルプでも、著作権法は国によって異なるため、具体的な懸念がある場合は法律の専門家に相談することが推奨されています。したがって、商用利用や大きな案件では、規約だけを読んで安心するのではなく、利用地域や用途に応じた確認が必要です。
生成画像の権利と著作権保護を分ける
Midjourney画像を使えることと、その画像が著作権で保護されることは同じではありません。AI生成物の法的扱いは国や状況で変わるため、所有、利用条件、著作権保護、第三者権利を分けて理解する必要があります。
利用条件と著作権保護は別の話
AI画像の著作権でよくある誤解は、「AIが作った画像だから自由に使える」という考え方です。これは危険です。サービス上の利用条件で使える範囲が示されていても、その画像が著作権として保護されるか、第三者に対して独占的に主張できるかは別の問題です。
商用利用できる可能性があることと、権利上すべて安全であることも同じではありません。画像の内容、入力したプロンプト、似ている既存作品、掲載先のルールによって判断が変わります。
既存キャラクターやロゴに似せすぎない
生成画像が既存のキャラクター、ロゴ、写真、イラストに似ている場合、第三者の権利を侵害する可能性があります。有名アニメのキャラクターに似た画像を商品に印刷して販売する、実在ブランドのロゴ風デザインを広告に使う、といった使い方はリスクがあります。
プロンプトにも注意が必要です。「〇〇風」「〇〇のキャラクター」「特定ブランドの広告風」のような指定は、既存作品やブランドに近づきやすくなります。商用利用を前提にする場合は、独自の設定や表現に寄せる方が安全です。
人物・著名人・ブランド表現に注意する
人物画像では、実在人物や著名人に似すぎていないかを確認します。広告や販売物に使う場合、本人が商品やサービスを推薦しているように見える表現は特に慎重に扱う必要があります。
ブランド表現も同じです。背景の看板、服のマーク、商品パッケージ風の要素などが、実在ブランドに見える場合があります。AI生成画像でも、第三者の商標、肖像、パブリシティ、著作物に関わる問題が起きる可能性があります。
商用利用前は掲載先のルールも確認する
商用利用前には、MidjourneyのTermsだけでなく、掲載先や取引先のルールも確認します。SNS、広告媒体、ECサイト、出版、クライアント案件では、それぞれ求められる確認や表示ルールが違う場合があります。
著作権記事で重要なのは、法的に断定しすぎないことです。AI画像を使う場合は、利用条件、第三者権利、掲載先ルール、人間による最終確認を分けて考えると、判断を誤りにくくなります。
参照画像と編集履歴を残す
著作権面で重要なのは、何を入力して、どの画像を採用し、どこを編集したかです。参照画像を使った場合は、その画像を使う権利があるかも確認します。生成後にPhotoshopやCanvaで編集した場合は、最終画像だけでなく編集前の画像も残すと説明しやすくなります。
規約、法律、掲載先ルールを分ける
Midjourneyの規約で利用できる場合でも、法律上の著作権判断や掲載先のルールは別です。ストック素材サイト、広告媒体、出版社、クライアントによってAI画像の扱いが違うことがあります。著作権公式規約だけで完結しない点を明確にする必要があります。
既存作品に近い画像は作り直す
生成画像が既存作品、キャラクター、写真家の作風、ブランド広告に近い場合は、使わずに作り直す選択が現実的です。著作権や商標の問題は、公開後に発覚すると修正だけで済まないことがあります。商用似ているものを避ける判断も品質管理の一部です。
権利リスクの整理表
| リスク | 具体例 | 対応 |
|---|---|---|
| 既存作品への類似 | 有名キャラクターや映画の雰囲気に寄りすぎる | 使わずに作り直す |
| 商標・ロゴ | 実在ブランドのロゴや商品名が入る | 削除または別素材にする |
| 人物・肖像 | 実在人物に似た画像を広告で使う | 使用を避け、必要なら権利確認する |
| 著作権保護の不確実性 | AI生成画像を自社の著作物として扱えるか不明 | 公式規約と専門家確認を分けて考える |
公開前に避けたい使い方
既存作品の名前、有名人、ブランド名、キャラクター名を指定して作った画像は、見た目が良くても商用利用には向きません。似ているかどうかの判断に迷う場合は、使わずに別案を作る方が安全です。権利面では「問題なさそう」より「説明できるか」を基準にします。
まとめ
midjourney 著作権では、公式の利用条件に加えて、入力素材、生成結果、公開先のルールを確認する必要があります。AI生成物をそのまま使うのではなく、人間が権利・事実・品質を確認してから公開する前提にしてください。
参照元(公式・公式に準じる情報のみ)
- Midjourney 公式ドキュメント: https://docs.midjourney.com/
- Midjourney 公式サイト: https://www.midjourney.com/
- Midjourney Terms of Service: https://docs.midjourney.com/hc/en-us/articles/32083055291277-Terms-of-Service



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